プロフィール

脱トラウマ 人間関係リメイクセラピーの大河です。

トラウマに縛られやりたい事ができない、人間関係やハラスメントで会社に行くのが辛い、そんな心の足枷を外して自由に心から楽しい人生を歩んでいけるお手伝いがしたいと思い心理カウンセリングを始めました。

経歴

①恐怖症克服

〇幼少期に父親から布団で拘束される、押入れに閉じ込められるなどされた事により、狭い所や拘束される事が極端に苦手になる。

〇幼稚園の時に四国から関東へ転園。方言や泣き虫な性格から上手くなじめずに仲間外れやいじめにあう。

〇小学生の時に関東から関西へ転校。幼稚園児の経験から、弱みを見せてはいけない、泣いてはいけないと必要以上に意識し、強さを演じるようになる。

〇中学生から大学卒業まで本格的に柔道に打ち込み、強さを演じる意識は更に強くなる。

〇28歳の時にMRI検査を受けた時に幼少期のトラウマがよみがえり、幼少期以来のパニックを発症する。

〇その後、車の3人乗りや映画館などの座席の中央部など次々にパニックの症状が広がっていき、他人が運転する車に乗る事、会議室など閉鎖された空間に行くことを避けるようになる。

〇出張や旅行、セミナーや映画など以前は楽しみだった事が苦痛となり、仕事や付き合いなどでどうしても行かなくてはならない時は心配ため当日まで不眠の症状が出るようになる。

○出張の時にどうしても後部座席に3人乗りをしなければいけない状況となり、乗ってすぐにパニック状態になってしまう。同僚や部下の前でパニックとなった事で大きなショックを受け、治療を行うことを決意する。

○しかし弱みを見せられない考え方から他人に相談できず、また治療を受けに行くことは恥ずかしい事と考えて一人で調べて克服しようと試みるが逆に悪化してしまうという悪循環に陥る。

〇行き詰まりを感じ、心理カウンセリングを受けることを決意する。

〇心理カウンセリングを受けたことにより克服。

〇恐怖症を克服させた心理カウンセリングに大きな感銘を受け、自分も同じような悩みを抱えた人の力になりたいと考えて心理カウンセリングを勉強し知識とスキルを身につける。

②会社の対人関係

〇大学を卒業後に食品会社へ就職。営業職を2年間行うが成績を上げられずに生産職へ異動となる。

〇年齢層の若い会社であったことから30歳で管理職となる。

〇管理職という立場と昔から相談を受けやすい性格という事もあり、仕事の悩みを数多く受けるようになる。

〇悩み相談のほとんどは人間関係の悩みで、自己中心的な従業員への苦情やパワハラ改善についての相談、考え方の違いによる仕事のやり辛さ、仲間外れや職場の雰囲気になじめないなどの相談を頻繁に受けるようになる。

〇相談を受け話し合いなど行うが根本的な解決には至らず、時には有望な人員が退職してしまうこともあり自分の力のなさを痛感することを多数経験する。

〇恐怖症克服の経験をきっかけに心理カウンセリングを学んだことにより、この知識が職場での人間関係に悩む人の力になれると感じてより深く対人関係に対するカウンセリングを学び、相談に来られる方に対して力になる事ができるようになる。

〇より多く会社での人間関係に悩む人の力になりたいと思い、心理カウンセリングの仕事を始める

 

私は幼少期のトラウマで閉所恐怖症、広場恐怖症を持っていましたが、子供ころから強い自分でいなければいけない、人に弱みを見せてはいけないという思い込みから周りの人に相談できず、一人で悩み、不安と戦ってきました。

学生時代は柔道に打ち込み、寮生活など過酷な環境もあり恐怖症もあまり気にすることなく生活できていましたが、28歳の時に脳のMRIを受けたことをきっかけにパニックを発症しました。

そこから症状が広がり、自分以外が運転する車の中や会議室、電車、映画館、歯医者などパニックになるかもしれないと避ける場所が増えていきました。みんなが普通にできる事が自分にはできないという事が心に重くのしかかり、更に症状は悪化していきました。

本当は旅行やセミナーなど積極的に行きたいのですが、車や会議室など閉鎖された空間にいかなければいけないと思うと、誘われても断ったり、行ったとしても常に不安がつきまとい、心から楽しむ事ができませんでした。

出張の車移動の時にどうしても後部座席に3人乗りをしなくてはいけない状況となり、しかもあとの2人は体重100キロオーバーの大柄な男性という、狭い・暑い・動けないという最悪の状態が発生し、乗ってすぐにパニック状態になりました。動き出してすぐに車を停めてもらい、トイレに行きたいと言ってコンビニへ逃げ込みました。その後は冬場にもかかわらず窓の開閉をするといった奇行を行うことで気を紛らわして切り抜けました。しかし、会社の同僚や部下の前でパニック状態になり、それを抑えられなかったことに大きなショックを受けました。

この出来事をきっかけに、何とか治さなくてはと思いましたが、ここでも自分一人で何とかしなければいけないと思い、書籍やネットで症状や治療法について必死に調べました。しかし自分だけの力ではどうしようもなく、どうすればいいのかも分からなく行き詰ってしまいました。更に体験談や症状などを読んでいると疑似体験をしてしまい悪化してしまうという状況となりました。

ここでようやく自分一人で行えることの限界を感じ、治療を受ける決心をしました。

治療の手段について悩みましたが、心理カウンセリングを受けることにしました。治療回数を重ねるごとに心の悪循環が断ち切られトラウマが軽くなっていくことに驚愕しました。また恐怖症が発症しそうになってもそれを受け流すノウハウも身につけ、このようなノウハウが存在することにも感動を覚えました。

カウンセリングに感動すると同時に、自分の中にいくつかの考えが芽生えてきました。

・自分一人で解決しようとせず、もっと早くにカウンセリングを受ければよかった。

・心理カウンセリングを学び、自分の経験を生かすことで同じような悩みを抱えている人の力になれるのではないか。

という思いから、心理カウンセリングの勉強を始めました。

心理カウンセリングを学んでいくうちに、会社で人間関係やハラスメントに悩む人達の力になれるのではないかと感じました。

私は学校を卒業後に食品会社へ就職し、比較的若い社員が多い会社であったため30歳から管理職として働くようになりました。管理職という仕事柄と、昔からよく人に相談をされやすい体質のようで、職場での悩みや相談を数多く受けてきました。色々な相談を受けましたが、やはり圧倒的に多いのは人間関係の悩みでした。自己中心的な従業員への苦情やパワハラ改善についての相談などを受け、加害者と面談して指導を行うことで一時的には改善されるのですが根本的な解決には至らず、被害者の従業員が退職してしまうという事もありました。時には真面目で思いやりがあり将来有望な人材が退職してしまい、自分の力のなさを痛感することも数多く経験しました。

心理カウンセリングを深く学べば学ぶほど、会社で相談を受けていた人間関係の悩みを解決の方向へ導くノウハウが存在し、ハラスメントで悩んでいる人の力になれる確信を持ちました。

今振り返ると自分自身が悩んでいたトラウマや会社での人間関係の問題は、心理カウンセリングを受ける事で解決できたであろうことです。

何でも自分一人で解決しようとせずにもっと早くに心理カウンセリングを受けていれば、貴重な時間を無駄にせずに済んだのではという思いがあります。

また心理カウンセリングについて学んでいれば、多くの人の悩みに寄り添うことができたと思います。

私のように貴重な時間を無駄にすることがないように、少しでも早く多くの人に受けていただき悩みから抜け出すお手伝いをしたいと思います。